ことし10月に開かれる釜山国際映画祭。
映画関係者らが参加をボイコットすることを決めました。
韓国映画制作家協会など9つの映画団体でつくる「釜山国際映画祭を守る映画人非常対策委員会」は、「映画団体の会員を対象にボイコットの賛否について調べたところ、
回答者の90%以上がボイコットに賛成した」として、ボイコットすることを決めたということです。
この問題は、セウォル号沈没事件を扱ったドキュメンタリー映画の上映を巡って、上映中止を求める映画祭組織委員長の釜山市長と執行委員会が対立していたものです。
釜山市は、執行委員会が委嘱した諮問委員68人に対する効力停止仮処分申請を14日、釜山地方裁判所に出し、裁判所は、68人の効力を訴訟の時まで停止しています。