パク・チャヌク監督の映画「お嬢さん」が、来月開幕する第69回カンヌ国際映画祭の公式コンペティション部門の出品作品に選ばれました。
カンヌ国際映画祭は、ベルリン国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と並ぶ、世界三大映画祭の一つです。
14日、フランス・カンヌで開かれた主催団体の記者会見で、招待作品が発表され、映画「お嬢さん」が、最高賞であるパルム・ドール賞がかかる公式長編コンペティション部門の出品作品に選ばれました。
カンヌ国際映画祭で韓国の作品がコンペティション部門に出品されるのは、2012年のイム・サンス監督の「カネの味」以来、4年ぶりです。
映画「お嬢さん」は、1930年代の韓国と日本を背景に、莫大な財産を相続することとなった貴族のお嬢さんと、その財産を狙う伯爵、そして伯爵に雇われお嬢さんの下女となった少女が繰り広げる物語です。
カンヌ国際映画祭は、5月11から22日まで開催されます。