ソウルの王宮の夜間公開が、今月30日から始まります。
文化財庁が14日、発表したところによりますと、ライトアップされた夜の王宮を楽しんでもらうために、今月30日から6月2日までの間、景福宮(キョンボックン)と昌慶宮(チャンギョングン)を夜間に公開するということです。
公開初日から来月8日までは、宮中文化を紹介する「宮中文化祝典」が行われます。このうち、景福宮では、興礼門(フンリェムン)を背景にしたライト&サウンド・ショー「メディア・ファサード」や、タイ、日本、ベトナムの王室舞踊団を招いての「アジア3か国王室文化交流公演」が行われます。
また、昌慶宮では、文政殿(ムンジョンジョン)で、朝鮮王朝の第16代王の仁祖(インジョ)の生涯を描いた演劇が、慶会楼(キョンフェル)では夜間音楽会が開かれます。
公開時間は、午後7時から午後10時までで、韓国の伝統衣装の「韓服(ハンボク)」を着た人は、無料で入場できます。
入場料は昼間と同じで、景福宮が3000ウォン、昌慶宮が1000ウォンです。
販売はインターネット、今月20日午後2時から行い、1人につき4枚まで購入できます。