アメリカで活躍している韓国の女子プロゴルファー、朴セリ選手(39)が、今シーズンを最後にツアーから引退する考えを表明しました。
朴セリ選手は18日、アリゾナ州ワイルドファイアゴルフクラブで開かれた「JTBCファウンダーズ・カップ」初日のラウンド終了後に記者会見し、「若い韓国人選手がアメリカツアーで活躍していることを誇りに思う。引退は3年前から決めていた」と述べ、今季限りでフルタイムのツアー競技からの引退を表明しました。
1998年にプロ入りした朴セリ選手は、全米女子オープンで20歳9か月の史上最年少で優勝するなど、通算25勝をあげ、韓国女子ゴルファーの先駆けとして活躍してきました。
また、アジア勢として初めて2007年にLPGA=全米女子プロゴルフ協会の名誉の殿堂入りを果たしています。
朴セリ選手は、ゴルフが正式種目として採用されたリオデジャネイロオリンピックで韓国のコーチを務めることになっています。