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文化

慰安婦映画「鬼郷」 11日にアメリカで公開

Write: 2016-03-09 10:12:19Update: 2016-03-15 10:43:22

慰安婦映画「鬼郷」 11日にアメリカで公開

日本による植民地時代に日本軍に連行された韓国の慰安婦の物語を描いた映画「鬼郷」が今月11日、アメリカで公開されることになりました。
映画配給会社が8日、発表したところによりますと、「鬼郷」は今月11日にアメリカ・ロサンゼルスとダラスで公開されるということです。
また「鬼郷」は、「Apple TV」や「Amazon TV」にサービスを提供する「KORTV」を通じて11日、アメリカ、カナダ、イギリスでデジタル版が公開されます。
「Apple TV」や「Amazon TV」でのデジタル版の公開は、VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスの形式ではなく、決められた上映スケジュールに沿って、映画館で映画を観るように行われるもので、料金は韓国の映画料金並みに設定されています。
「鬼郷」は24日に韓国で封切られて以降、上映中の興行成績ランキングで1位となっていて、今月7日までの累積観客数はおよそ267万7300人に上っています。
「鬼郷」は、元慰安婦被害者のカン・イルチュル氏が美術心理治療のときに描いた「燃やされる処女たち」をモチーフに被害者らの証言や実話をもとに制作されたもので、1943年強制連行された14歳の少女、チョンミンの目からみた慰安婦被害者らの話を描いています。
「鬼郷」は、商業性が足りないなどの理由で出資先が見つからず、制作が困難とされましたが、およそ7万5000人の市民からの支援や俳優の無料出演などに支えられ、制作に取りかかってから14年ぶりに完成しました。

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