最大野党・ともに民主党は2日、テロ防止法を阻止するために続けてきた「制限なし討論」を終えることにしました。
ともに民主党の李鍾杰(イ・ジョンゴル)院内代表は2日現在、最後の発言者として登場し、制限なし討論を終わらせることにした趣旨や今後の対応方針について説明しています。
「制限なし討論」は、先月23日に鄭義和(チョン・ウィファ)国会議長が議長権限でテロ防止法を国会に上程したのに対し、野党側が国民の基本権を侵害する恐れがあるとして野党議員38人によって9日間180時間にわたって行われてきました。
ともに民主党の金鍾仁(キム・ ジョンイン)非常対策委員会代表は、「与党に対し、テロ防止法の修正を求めたが、全く受け入れてもらえなかった」と述べた上で、総選挙で国民の支持を得て、テロ防止法を修正していく考えを示しました。
制限なし討論の中止については、4月の総選挙まであと1か月程度しか残っていない中、選挙区画定案などの処理をこれ以上は見送れないという判断が背景にあるといわれています。
制限なし討論が行われている間は、他の案件の本会議上程が不可能なことから先月26日の本会議で可決する予定だった選挙区画定案や他の法案もすべてストップしている状況です。
与野党は2日、国会で本会議を開き、選挙区画定のための公職選挙法改正案などの処理にあたる予定です。