北韓の核実験と事実上のミサイル発射、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード」の韓国配備など、韓半島の安全保障をめぐる環境が急激に変化しているなか、アメリカと中国の高官が相次いで韓国を訪問します。
アメリカ国務省のダニエル・ラッセル東アジア太平洋担当次官補は、26日から2日間、韓国を訪れ、外交部の林聖男(イム・ソンナム)第1次官と金ホン均(キム・ホンギュン)次官補と会談し、韓米の協力について協議するものとみられます。
会談では、北韓の核・ミサイル挑発に対応した国連安全保障理事会の決議を含め、多様な二国間または多国間による対抗措置が主な議題になるものとみられます。
また、28日には、中国の6か国協議首席代表を務める武大偉韓半島問題特別代表が2日間の日程で韓国を訪れ、韓国の首席代表を務める黄浚局(ファン・ジュングク)韓半島平和交渉本部長と会談し、北韓の核問題について協議します。
会談で、両国の代表は、北韓の4回目の核実験や事実上の長距離ミサイル発射など北韓問題全般について意見を交わすほか、国連安全保障理事会の対北韓制裁決議案など、北韓の核問題への対応について集中的に議論するものとみられています。
また、両国の間で葛藤の要因となっているアメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード」の韓半島配備についても意見を交わすものとみられています。