北韓を出入りする全ての貨物船の検査を義務化し、北韓の鉱物資源の取引を制限するなどの内容が盛り込まれた国連安全保障理事会の新たな北韓制裁決議の草案について、韓国外交部は26日、「前例のない最も強力なものだ」と述べました。
韓国外交部当局者は26日、記者らに対し、国連安全保障理事会が議論を始めた北韓制裁決議の草案の内容を説明し、「前例のない強力かつ包括的な制裁だ」としたうえで、「決議が履行されれば、北韓は核開発が難しくなるだけでなく、正常な国家運営も難しくなるだろう」と述べました。
この当局者はまた、「新しい決議案は、北の核や長距離ミサイルのような大量破壊兵器の拡散を容認しないという安保理の断固としたメッセージだ」と強調しました。
さらに、この当局者は、「制裁は、北韓の支配階層をターゲットにしたもので、北韓の市民生活に影響が出ないようにする内容や条件が含まれている」と説明しました。
一方、統一部の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官は、26日の定例会見で、国連安保理が北韓に対する制裁措置として、北韓との鉱物資源の取引禁止を進めていることについて、「それが事実なら北韓の外貨収入に大きな支障が出るだろう」との見方を示し、「北韓の輸出額に占める鉱物の割合は40%を超えるとされる」と説明しました。