サッカー女子のリオデジャネイロオリンピック・アジア最終予選が今月29日から大阪で始まるのを前に、最終予選に出場する北韓の女子サッカーチームが25日午後、関西空港から日本入りしました。
空港には朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会の関係者や朝鮮学校の生徒など、合わせておよそ200人が出迎え、選手たちに花束を贈って激励しました。
日本政府は、核実験や事実上の長距離弾道ミサイルの発射を強行した北韓への独自の制裁措置として、北韓籍の人の入国を原則として禁止していますが、スポーツは例外だとして代表チームの入国を認めました。
韓国女子代表も25日午後、大阪に到着しました。
代表チームの尹徳汝(ユン・ドギョ)監督は、「男子のオリンピック代表チームが8回連続本戦進出を果たし、女子選手もモチベーションが上がっている。女子も目標を達成する瞬間がきた」と意気込んでいました。
リオデジャネイロオリンピックのアジア最終予選は、今月29日から日本や北韓、中国など6チームが参加して総当たり戦で行われ、上位2チームがオリンピックに出場できます。
韓国は、29日午後7時35分から、北韓と対戦します。