韓国政府が国連の公の場で、北韓の国連加盟国としての資格について問題提起したことがわかりました。
国連韓国政府代表部の呉俊(オ・ジュン)大使は15日、アメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれた国連憲章に関する公開討議の場で、「国連加盟にあたっての義務を違反した北韓に、はたして国連加盟国の資格があるのか、問題視せざるを得ない」と述べました。
韓忠熙(ハン・チュンヒ)次席大使も、翌日に国連で開かれた国連憲章に関する特別委員会で、「北韓が国連の権能を無視し、安全保障理事会の決議違反を続けるのは、国連憲章に対する冒とくだ。北韓の国連加盟国としての資格について問題提起せざるを得ない」と述べました。
1991年に韓国と北韓が国連に同時加盟して以来、韓国が北韓の加盟国の資格に異議を唱えるのは初めてです。
呉俊大使と韓忠熙次席大使はそれぞれ、「北韓はこの10年間に4回の核実験と6回の長距離弾道ミサイル発射実験を行い、国連憲章の義務を受け入れ履行するとした自らの約束を破った」と批判し、「北韓の身勝手な行動は、国際社会の平和と安全保障に対する脅威であり、国際社会に対する露骨な挑戦だ」と述べました。
一方、国連北韓代表部のチョ・ジョンチョル一等書記官は、韓忠熙次席大使も出席した国連憲章特別委員会で、北韓の先月6日の4回目の核実験と今月7日の事実上の長距離ミサイル発射を「自主権を守るための措置」としたうえで、「国連安保理に自主権防衛と経済開発の増進に向けた平和目的の衛星打ち上げを禁じる権限はない」と主張しました。