ニューヨークを訪れている尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は10日、アメリカ、中国、日本、ロシアの国連大使と会合し、北韓の相次ぐ挑発に対する国際社会の強力な対応の必要性を訴えました。
外交部によりますと、ニューヨークの国連本部を訪れている尹炳世長官は、現地時間の10日午前8時から1時間半にわたり、アメリカのパワー国連大使、中国の劉結一(りゅう・けついち)国連大使、日本の吉川元偉(よしかわ・もとひで)国連大使、ロシアのウラジミール・サフロンコフ次席大使と朝食を兼ねた会合を行いました。
会合で、尹長官は、北韓がこの10年間で4回の核実験と6回の長距離ミサイル発射を行い、国連安全保障理事会の決議や国連憲章などの国際ルールに常習的に違反してきたと指摘し、「5回目、6回目の核実験を阻止するためには、今回の決議が最終的な決議になければならないという決意で、北韓の予想を超える、強力かつ実効性のある制裁決議を採択しなければならない」と強調しました。
尹長官はそのうえで、「韓国政府が、開城(ケソン)工業団地の操業の全面中止という重大な決断を下したのも、強力な対応に向けた韓国政府の意志を示したもの」と説明しました。
これに対し、アメリカ、中国、日本、ロシアの各国連大使は、北韓に相応の代価を払わせるために、安保理決議の速やかな採択に向けて最善の努力を尽くすと表明しました。
尹長官は、11日、ミュンヘン安全保障会議が開かれるドイツに向かい、アメリカのジョン・ケリー国務長官をはじめとする安保理理事国の外相と会談し、協力な決議案の採択を呼びかけることにしています。