韓国・アメリカ両国軍は、今回、北韓が発射した事実上の長距離弾道ミサイルの2段目の回収に力を入れています。
韓国軍関係者が8日、明らかにしたところによりますと、韓米両国軍は、北韓のミサイルの2段目が分離された時点や落下地点などの情報を分析しているということです。
北韓が発射した長距離ミサイルは、発射直後に1段目ロケットと弾頭部分のふたが分離されたあと、6分後に済州島西南海域上空で、韓国軍のレーダー網から外れましたが、アメリカ軍のレーダー網は、その後もミサイルの軌跡を追跡し、2段目が分離された時点や落下海域を捕捉したということです。
2段目の残がいが海中から引き上げられれば、北韓の長距離弾道ミサイルの技術水準を把握するうえで重要な資料になるものとみられています。
韓国軍は、北韓が発射した長距離ミサイルの一部を、7日午後1時45分頃、済州島南西海域で回収し、現在、国防科学研究所で精密分析作業を進めています。
韓国軍は、1段目の残骸の中にも、資料としての意味があるものがあることから、捜索・引き揚げを行うことを検討中だということです。
韓国軍は、北韓が2012年12月に長距離弾道ミサイルを発射したときも、比較的原型を留めていたミサイルの1段目を海中から引き揚げ、北韓の技術レベルの分析に役立てています。