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文化

朝鮮通信使記録物 韓日共同で記憶遺産申請登録へ

Write: 2016-01-29 11:04:36Update: 2016-01-29 11:04:36

朝鮮通信使記録物 韓日共同で記憶遺産申請登録へ

朝鮮王朝が日本に派遣した「朝鮮通信使」の関連資料について、韓国と日本が共同で来年3月に、ユネスコ=国連教育科学文化機関に対して世界記憶遺産への登録を申請することになりました。
釜山文化財団が28日に明らかにしたところによりますと、登録申請の対象となるのは、1607年から1811年まで12回にわたって派遣された朝鮮通信使の外交・旅程、文化交流に関する記録物で、韓国側の記録物は63件・124点、日本側の記録物は48件・209点の合わせて111件・333点となっています。
釜山文化財団は、29日、対馬で日本側の関係自治体などでつくるNPO法人「朝鮮通信使縁地連絡協議会」と韓日共同申請の調印式を行いました。
来年3月中にユネスコに対して世界記憶遺産への登録を申請する方針で、登録の可否は審議・審査を経て、来年7月ごろに決定する見通しです。
朝鮮通信使に関する記録のユネスコへの登録申請は、2012年に釜山文化財団側が日本の朝鮮通信使縁地連絡協議会に提案したことがきっかけになっています。
釜山市は、2002年から毎年、対馬や下関など、朝鮮通信使が経由した都市で朝鮮通信使の行列を再現するイベントを行っているほか、2003年からは毎年、釜山で「朝鮮通信使祭り」を開いています。
徐秉洙(ソ・ビョンス)釜山市長は、「朝鮮通信使に関する記録物の世界記憶遺産登録を韓日共同で推進することは、両国の平和・善隣の精神と伝統を世界に広く発信するよいきっかけになるだろう」と話しています。

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