ドラマや歌番組などによるレトロブームで、音楽配信サイトでの懐かしの曲のストリーミング再生回数が大きく増えたことがわかりました。
音楽配信サイト「ジニー」が25日、発表したところによりますと、過去のヒット曲のストリーミング再生の動向を分析したところ、去年、1990年代の曲のストリーミング再生回数は、去年に比べて57%増えて、5361万回だったということです。
また2000年代の曲は37%、1980年代の曲は23%、1970年代の曲は3%、それぞれ増加しました。
さらに、この3年間、ストリーミング再生回数がもっとも多かった曲は、1970年代の曲では、チョ・ヨンピルの「釜山港へ帰れ」、1980年代は、ユ・ジェハの「愛しているから」とイ・ソンヒの「私はいつもあなたを」、1990年代はイ・ムンセの「昔の恋」、キム・ヨヌの「相変わらず綺麗なのか」、Coolの「哀想」、2000年代は、イム・チャンジョンの「焼酎一杯」となっていました。
「ジニー」の関係者は、「これまでは利用者が2000年代の曲を主に聞いていたが、ドラマや歌番組などによるレトロブームで、昔の曲にも触れるようになり、ストリーミング再生回数が大きく増えている」と説明しています。