16日に行われた台湾の総統選挙の結果、野党・民進党の蔡英文主席が親中派候補を抑えて圧勝しましたが、韓国政府は20日までに、これといった反応を示さず、米中の狭間で苦慮している現状が浮き彫りとなりました。
台湾の総統選挙で民進党の蔡英文主席が圧勝したことについて、アメリカや日本は直ちに歓迎と祝賀メッセージを出しましたが、韓国外交部は最大の同盟国アメリカと、最大の貿易相手国中国との間で対応に苦慮しています。
韓国の日刊紙「京郷新聞」が19日伝えたところによりますと、韓国外交部は、「韓国は、『一つの中国』を尊重するとともに、台湾との持続的な協力促進を希望し、両岸関係の安定と平和的発展を期待する」とするメディア向けの指針を準備しているということですが、アジアにおける中国覇権の野望にブレーキをかけ、中国をけん制するため台湾を引きつけようとするアメリカへの配慮で、公式論評を出していないということです。