520年の歴史を誇るオーストリアの「ウィーン少年合唱団」が、今月の韓国公演に合わせて、団員を募集するための特別オーディションを行うことになりました。
ウィーン少年合唱団は15日から韓国で公演を行う予定ですが、韓国の少年たちから入団の問い合わせが多かったことから、1年に2回行っている定期オーディションとは別枠で特別オーディションを行うことになりました。
ウィーン少年合唱団では、1986年に初めて外国人の少年を入団させて以来、オーストリア国籍ではない外国人でも、オーディションに合格すれば入団できるようにしています。
今回のソウルでのオーディションでは、1次審査用に歌う様子を収めた映像を電子メールなどで6日から1週間、受け付け、これで2次オーディションの対象者を選定します。9歳以上の変声期前の少年であれば、誰でも応募できます。
ウィーン少年合唱団には現在、3人の韓国人団員が在籍しており、2012年には韓国人指揮者の金・ポミが、女性として初めて指揮者に抜てきされています。