ユネスコ=国連教育科学文化機関の世界記憶遺産に登録された、KBSの1983年の特別番組「特別生放送 離散家族を探しています」が、新たに本とDVDとして制作されました。
KBSが5日、発表したところによりますと、「特別生放送 離散家族を探しています」の1983年から去年までの資料を集大成し、記録集「KBS離散家族探し33年間の放送記録」を制作しました。
この記録集は、本5冊とDVD5枚からなり、1983年6月30日から合わせて454時間も生放送された「特別生放送 離散家族を探しています」の映像をはじめ、1999年に10回にわたって生放送された「南と北、離散家族を探しています」、2000年以降韓国と北韓で離散家族が再会する様子をとらえた「民族の再会」、去年放送された「光復70週年大企画、出会い(再会)の川は流れる」などの特集番組についての記録が盛り込まれています。
KBSは、「歴史的な意味と価値があるだけでなく、未来の世代にも良い教育資料になるだろう」と話しており、無料で国会図書館などに配布する計画だということです。