2018年に江原道(カンウォンド)平昌(ピョンチャン)で開かれる平昌冬季オリンピックの組織委員会の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)委員長は4日、ことしが大会の準備に向けて最も重要だと語りました。
趙亮鎬委員長は4日、江原道江陵(カンルン)市で行われた組織委員会の仕事始め式で、「ことしは大会の準備段階の最後の年で、平昌大会の命運を決める大切な時期だ」と述べました。
そして「今まで、組織委員会は進むべき方向と下絵を描いてきた。ことしは、その絵を完成させて現場で徹底的に実行し、作品を作り上げていかなければならない。そのためには、まず、来月開催される国際スキー連盟の男子アルペンスキー・ワールドカップと、スノーボード&フリースタイルスキー・ワールドカップなどのテストイベントを成功裡に開催することが重要だ」と強調しました。
仕事始め式では、組織委員会の職員たちが、2018平昌冬季オリンピック・パラリンピックの成功開催に向けて一致団結し、全力を尽くしていくことを誓う決議を読み上げました。