朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉を毀損したとして在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長に対する判決公判が17日、ソウル中央地方裁判所で行われ、裁判所は無罪を言い渡しました。
この問題は、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長が、去年4月に起きたセウォル号沈没事故当日、朴槿恵大統領が元補佐官と密会していたうわさがあることなどを報じ、大統領に対する名誉毀損罪で在宅起訴されたもので、検察側は朴大統領を誹謗する目的で記事を書いたとして懲役1年6か月を求刑していました。
ソウル中央地方裁判所は17日、「被告の記事は不適切なところがあるが、民主主義社会において、言論の自由を保護すべき領域に含まれる」として、無罪を言い渡しました。
また、裁判では、記事に誹謗の目的があったかどうかが争点となっていましたが、裁判所は、「朴大統領個人への誹謗目的はない」としています。