韓国の国立現代美術館の館長に初めて外国人が任命されました。
文化体育観光部が2日、発表したところによりますと、国立現代美術館館長にスペイン出身Bartomeu Mari Ribas(バルトメウ・マリ・リバス)氏(49)を任命したということです。
文化体育観光部の傘下機関の長に外国人が任命されたのは初めてです。
Bartomeu Mari Ribas氏は、オランダの現代美術センター「WITTE DE WITH(ヴィット・デ・ウィット)」の芸術監督を経て、スペインの「バルセロナ現代美術館」館長を7年間歴任しました。
新しい館長の任期は3年で、今月14日から仕事を始めることになります。
一方、館長公募の過程では、一部の美術界の関係者らが、「Bartomeu Mari Ribas氏が、バルセロナ現代美術館館長に在任中、権力に批判的な作品を検閲した」として、任命に反発しました。