韓国の2大労働組合連合のひとつである民主労総=全国民主労働組合総連盟が、政府の労働市場改革などに抗議する2回目の集会を来月5日に開くとしていることについて、金賢雄(キム・ヒョンウン)法務部長官は27日、談話を発表し、「違法な集会を主導した人や暴力行為をした人は、必ず見つけ出して厳しく処罰する」と警告しました。
このなかで、金賢雄長官は、「不法暴力デモは、平和を愛する国民と、韓国の法による支配に対する、重大かつ明白な挑戦だ。政府は、どんな犠牲を払ってでも、誤った慣行を根絶していく」と強調しました。そして、民主労総などが来月5日に開くとしている2回目の大規模集会について、「違法な集会を主導・扇動した人や暴力行為をした人は、必ず見つけ出し、厳しく処罰する」としています。
金長官は、14日にソウル都心で行われた集会を主導し、ソウルの曹渓(チョゲ)寺に身を隠している民主労総のハン・サンギュン委員長について、「宗教施設に隠れて国民を扇動し、不法を図ることこそ、法治を破壊する典型だ。不法との妥協は決してしない」としています。そのうえで、「身を隠している犯罪者の逃避を助ける人や新たな不法行為を扇動する人も、最後まで追跡し、責任を問う」と警告しました。
民主労総は今月14日、ソウル市内で労働市場改革や歴史教科書国定化に反対する集会を開いていて、警察は21日、集会を主導した民主労総など8つの団体の事務所などを家宅捜索し、民主労総の委員長に対する拘束令状を出したほか、関係者7人を拘束しています。
これに対し、民主労総は、2回目の集会を来月5日に開き、一層激しく展開するとしています。