韓国文学の巨匠、詩人の高銀(コ・ウン、82)の文学作品について研究し、その価値を知らせる「高銀財団」が発足しました。
高銀は1958年に「肺結核」を発表して文学界にデビューして以来、数々の文学賞を受賞し、毎年ノーベル文学賞の有力な候補として名前があがっています。
現在は、水原市に居住し、文学活動を続けています。
高銀財団の創立総会が23日、水原(スウォン)市立アイパーク美術館で開かれ、初代理事長に就任した韓国古典翻訳院の權寧彬(クォン・ヨンビン)氏は挨拶の中で「高銀の作品の文化資産としての価値を高めるために財団の設立に至った」と話しています。
高銀財団は高銀の文学的成果を研究するため、アーカイブの構築や資料の収集、保存に取り組む一方、水原市とともに高銀文学館の設立を進める方針です。