来年引退する世界的バレリーナの姜秀珍(カン・スジン)さん(48)の韓国での最後の公演「オネーギン」が6日に始まりました。
「オネーギン」は、ロシアの理想の女性、タチヤーナとオネーギンの悲恋を描いたもので、カン・スジンさんはヒロインのタチヤーナ役を熱演し、6日の公演では、満席の2300人の観客から賞賛の拍手を受けました。
カン・スジンさんは、1986年に18歳でドイツのシュトゥットガルトバレエ団に最年少で入団、デビューから30年となる来年7月、ドイツでの公演を最後に引退すると宣言しています。
今回の公演について、カン・スジンさんは、「韓国のファンの皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。大好きな作品で引退できて嬉しい」と述べています。
公演は、芸術の殿堂オペラ劇場で8日まで行われます。