韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と日本の安倍晋三首相との首脳会談が、来月2日ソウルで、就任以来初めて行われることが正式に決まりました。
大統領府青瓦台が28日、発表したところによりますと、朴槿恵大統領と安倍首相は来月2日、ソウルで会談し、両国関係の発展や北韓の核問題、自衛隊の活動範囲などの懸案について話し合うということです。
今回の韓日首脳会談は3年半ぶりに開かれるうえ、朴大統領の就任以来初めてとなることで、開催そのものに意味があるとされていますが、安倍首相が旧日本軍慰安婦について進展した立場を示すかどうかに注目が集まっています。
会談の日程をめぐっては、最後まで調整が難航したとされ、昼食なしの会談に決まったことから、双方の立場の隔たりは依然として大きいものとみられています。
それにもかかわらず、首脳会談を開くことにしたのは、経済交流や安全保障上の協力、韓日米の協力体制の重要性などを考慮したためとみられています。
今回の会談によって、韓国政府は日本との関係で、歴史問題では断固たる姿勢で臨みながらも、ほかの協力分野では国益を追求する道を固める可能性があるとされますが、慰安婦問題の解決なしに両国関係の改善は難しいという見方も出ています。
一方、来月1日の韓日中3か国の首脳会談に向けて最終調整を行うための3か国の高官による実務レベル会合が29日、ソウルで開かれます。
韓国からは外交部の金ホン均(キム・ホンギュン)次官補、日本から杉山晋輔外務審議官、中国から劉振民外務次官がそれぞれ出席する予定です。続いて、韓中、韓日間の首脳会談の最終調整のための2国間の高官会合も開かれる予定です。