教育部が歴史教科書の国定化を行政予告したことをめぐって賛否両論が巻き上がっているなか、朴槿恵(パク・クネ)大統領は13日、「歴史教育の争いや理念対立により国民や生徒を引き裂いてはならない」と述べました。
これは朴大統領が、アメリカ訪問に出発するおよそ3時間前に大統領府青瓦台の首席秘書官会議を開いて述べたものです。
このなかで、朴大統領は、「子どもたちが大韓民国の国民として正しい歴史観と価値観を確立し、国の未来を切り開いていくようにすることは、われわれの使命だ」としたうえで、歴史教育の争いや理念対立によって国民や生徒を引き裂いてはならない」と強調しました。
また、「北東アジアと周辺の情勢が急速に変化するなか、確固たる歴史観と誇りを植えつける努力をしなければ、文化的、歴史的に他国の支配を受けかねない」と述べました。
朴大統領は、就任から4か月後の2013年6月の青瓦台首席秘書官会議で、現在の近代史教育の問題点を指摘していて、その後、政局の争点に浮上した歴史教科書の国定化について朴大統領が自身の立場を示したのは初めてです。