16日に予定されている、韓国とアメリカの首脳会談で、両国間の戦略的協力策を包括的に盛り込んだ「韓米関係現況共同説明書」を採択するもようです。
複数の政府消息筋が6日、明らかにしたところによりますと、韓国とアメリカは16日にワシントンで開かれる首脳会談で、両国間の包括的な戦略的協力策を盛り込んだ「韓米関係現況共同説明書」を採択するということです。
この共同説明書は、両国関係や両国間の協力、今後の重点推進課題などをまとめた文書で、韓米は去年4月にオバマ大統領が韓国を訪れた際にも、このような共同文書を採択しています。
政府消息筋は、「これまでの両国間の協力状況や今後の協力のあり方 など、首脳会談をきっかけに首脳レベルで合意されるすべての内容を盛り込むことになる」と話しています。
具体的には、北韓の核問題については、いわゆる「完全かつ検証可能で不可逆的な方式で」解決されなければならないという、朴槿恵(パク・クネ)大統領とオバマ大統領の共通の認識や、平和的な北韓の非核化に向けて戦略的対話を緊密に進めるという内容が盛り込まれるとみられます。
またそのために中国を含む域内の利害関係国と多様な方法で協力していくという方針も明らかにする見通しです。
南北問題については、ことし8月25日の合意によって作られた対話ムードが、北韓のさらなる挑発によって壊れてはならないという立場を堅持したうえで、アメリカが韓国防衛を改めて約束するとみられます。
また北韓が核実験や長距離ミサイルの発射など戦略的な挑発に踏み切った場合、厳しく対応するという決意も含まれることになりそうです。
経済問題については、韓米FTAの実行を評価し、TPPの問題についても具体的に触れる可能性があります。