4年に一度開かれる軍人スポーツ選手のための総合競技大会、「世界軍人体育大会」が韓国南東部の慶尚北道（キョンサンブクド）聞慶（ムンギョン）市で2日に開幕し、10日間の熱戦に入りました。
ことしで6回目を迎える「世界軍人体育大会」が韓国で開かれるのは今回が初めてで、聞慶市など慶尚北道の８つの市や郡で11日まで行われます。
大会には世界117の国と地域からおよそ7300人の軍人スポーツ選手が出場し、サッカー、アーチェリー、フェンシングなど19の一般競技と陸海空軍の五種競技など5つの軍事競技のあわせて24の競技で熱戦が繰り広げられます。
2日午後に行われた開会式には、朴槿恵（パク・クネ）大統領も出席し、「世界の軍人が友情を分かち合い、平和を約束するスポーツ祭典、聞慶・世界軍人体育大会の開会を宣言します」と、開会宣言を行いました。
大統領府青瓦台は、世界で唯一の分断国で開催される今大会が、スポーツを通じて和合と平和を促進できる場となることを期待すると話しています。