2007年に行われた、当時の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の南北首脳会談に先立ち、双方の高官が、平壌とソウルを相互訪問し、首脳会談の開催に向けた協議を行なっていたことがわかりました。
これは、1日にメディアに公開された、2007年当時の金萬福(キム・マンボク)国家情報院長、李在禎(イ・ジェジョン)統一部長官、白鍾天(ペク・ジョンチョン)青瓦台安保室長の3人が共同で書いた回顧録、「盧武鉉の韓半島平和構想、10.4南北首脳宣言」の原稿で明らかになったものです。
それによりますと、2007年10月2日に行なわれた第2回南北首脳会談を前に、2007年5月に、当時の金萬福国家情報院長は、今の朝鮮労働党書記で、当時は統一戦線部長を務めていた北韓の金養建(キム・ヤンゴン)氏に、南北関係の進展や懸案に関する協議に向けた非公開接触を提案する書簡を送り、国家情報院長の北韓訪問を求める金養建部長からの返信を受けて、首脳会談が開催されるまで、3回にわたって平壌を非公開で訪問したということです。
そして、金養建統一戦線部長も、首脳会談の議題調整などのため、南北首脳会談のおよそ一週間前に、大統領府青瓦台を秘密裏に訪れ、当時の盧武鉉大統領に会ったということです。金養建部長は、首脳会談の合意文の草案を携えていたということです。
回顧録では、南北首脳会談で、故盧武鉉元大統領と故金正日国防委員長が交わした会話の一部も公開しています。
回顧録は、故盧武鉉元大統領と故金正日国防委員長が共同発表した10ㆍ4南北首脳宣言8周年となる4日に出版されます。