毎年、ソウルと東京でほぼ同じ時期に開催されている「韓日交流おまつり」が、まずソウルで19日から2日間の日程で始まりました。
「韓日交流おまつり」は、2005年に韓日国交正常化40周年を記念して両国の交流を深めようとソウルで始まったイベントで、2009年からは東京でも開かれています。
ことしのテーマは、国交正常化50周年を踏まえ、「共に開こう 新たな未来を」です。
19日は、若者の町・新村で、17世紀から200年もの間、日本に派遣され両国交流の象徴となっている朝鮮王朝時代の外交使節団 「朝鮮通信使」行列の再現が行われるほか、20日は、ソウル総合展示場COEXで国交正常化50周年を祝う様々な行事が行われ、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官をはじめ、文化体育観光部長官、別所浩郎駐韓日本大使らが出席する予定です。
尹炳世長官は去年、韓日関係が冷え込む中、外交部長官として初めて韓日交流おまつりに出席し、別所大使と初めて会談を行いました。
尹長官は今年は祝辞で韓日関係改善に向けたメッセージを送ることにしています。
東京では26日と27日の2日間、日比谷公園で行われることになっています。