政府関係者は27日、アメリカ・ワシントンでの記者懇談会で、朴槿恵(パク・クネ)大統領が、来月3日に中国・北京で開催される抗日戦争勝利70年の記念式典に出席し、式典に合わせて行われる軍事パレードにも出席することを決めたことについて、「韓米関係の強固な基盤のうえで、北韓との関係で重要なテコとなる中国とは協力を図る必要がある」と明らかにしました。
この関係者は、「南北や韓日、韓中関係など北東アジアでの関係進展の基盤となるのは韓米関係だ」と述べ、軍事パレード参加をはじめとする韓中関係の進展についてはアメリカ政府と緊密に協議していることを強調しました。
また「北韓の核、ミサイルなどの軍事的な挑発への対応に関しては、中国が大きな役割を担っている。韓半島をめぐる問題については中国の影響力を活用することが必要だということを政府当局者らはかねてから強調してきた」と述べました。
これと関連しては、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が今月30日と31日にアメリカのアラスカ州アンカレッジで開かれる北極関連外相会合に出席し、ケリー国務長官との外相会談で、朴大統領の中国訪問の背景について説明するものとみられます。
またこの関係者は、南北が高官級会談で合意にこぎついたことについて、「今回の合意をうまく活用することがいまの時点では非常に大事だ」としたうえで、「北韓への対応基調は常に『ツートラック』だ。対話をしながらも、必要に応じて断固として対応する戦略を駆使せざるを得ないのが現実だ」と話しました。