政治資金法違反の罪で元国務総理としては初めて実刑判決が確定した、野党新政治民主連合議員の韓明淑(ハン・ミョンスク)氏は20日、大法院の判決について「裁判所の判決に従うが、遺憾ながら認めることはできない。私は、良心の法廷では無罪だ」と主張しました。
韓明淑氏は、大法院の判決が出された後、新政治民主連合の党代表室で会見し、「公正であるべき司法が、政治権力に翻弄されてしまった。法理にもとづく判決ではなく、政治権力が介入した不公正な判決だった。盧武鉉元大統領から始まった政治報復が私で終わることを願う」と話しました。
また「盧元大統領の死去以降この6年間、検察の狙い撃ちの捜査や起訴によって罪のない被告人として生活してきた。歴史は今日を、潔白な人を有罪とした日と記憶するだろう」と述べました。
さらに「国民の前で私は正々堂々と宣言する。私は、歴史と良心の法廷では無罪だ。今は真実が明らかになっていないが、私は真実が勝利する歴史を信じる」と主張しました。
続いて、「与党セヌリ党の関係者に対しては、容疑なしとしたうえで、書面による調査を行っているが、野党の関係者に対しては、弾圧を行っている。主審の裁判官の法理的解釈が採択されず、多数決で決まったことは納得できない」と不満を漏らしました。