非武装地帯の韓国側で北韓軍が埋設したとみられる地雷で、韓国軍兵士2人が重傷を負った事件を受け、韓国が、北韓に向けて拡声器を使った宣伝放送を行っているなか、北韓軍が、20日午後、韓国側の拡声器を攻撃したことがわかりました。
韓国軍関係者によりますと、20日午後4時ごろ、 板門店近くの軍事境界線一帯で、北韓軍が韓国側の拡声器に向けて砲撃をしました。
これに対して韓国軍は対応射撃をしたということです。
韓国側に被害はありません。
これを受けて、韓国政府は国家安全保障会議を開くことにしています。
韓国軍関係者によりますと、北韓軍は最近、軍事境界線付近の見張り所の銃眼を開き、銃撃の準備をしていたことが確認されたほか、最前線部隊での砲射撃訓練も頻繁に行っていました。
北韓人民軍前線司令部は今月15日、「公開警告状」を通じて、韓国に対して拡声器を使った宣伝放送の中止を求め、応じなければ「軍事行動を全面的に開始する」と警告していて、韓国軍は警戒態勢を強めています。