韓国戦争さなかの1950年9月15日に、国連軍が仁川（インチョン）沖から上陸してソウル奪還に成功した「仁川上陸作戦」を描く韓国映画に、ハリウッド俳優のリーアム・ニーソンさんがマッカーサー国連軍総司令官役として出演することになりました。
映画制作会社が12日、発表したところによりますと、リーアム・ニーソンさんは、韓国映画「仁川上陸作戦」でマッカーサー国連軍総司令官役を演じるということです。
この映画は、韓国戦争時の「仁川上陸作戦」という実話をモチーフにした戦争映画で、韓国映画「私の頭の中の消しゴム」のイ・ジェハン監督が手がけます。
映画制作会社は、「制作費150億ウォンを投じて、ことし9月末から撮影に入る予定だ。仁川上陸作戦から65年となる9月15日の制作発表会と、韓国戦争ぼっ発日の来年6月25日の公開を目指している」と話しています。
リーアム・ニーソンは、映画「シンドラーのリスト」、「マイケル・コリンズ」、「愛についてのキンゼイ・レポート」でアカデミー賞とゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされるなど、演技派のハリウッド俳優で、世界的にヒットした映画「96時間」シリーズにも出演し、アクション俳優としての地位も確立しています。