韓国独自の技術で開発された中距離地対空ミサイル「天弓(チョングン)」が実弾試験発射に成功したと、防衛事業庁が30日、発表しました。
「天弓」は、韓国国防科学研究所が2006年から2011年までのおよそ5年かけて開発した新型の地対空ミサイルで、高度10キロから15キロを飛行する敵の航空機を迎撃でき、射程距離は40キロ、飛行速度は最大でマッハ5、レーダー機能が優れており、命中率が高いとされています。
現在、主力の防空ミサイルとなっているアメリカ製の「ホーク」に代わるもので、年内の量産が期待されています。
「天弓」は、主に航空機迎撃用で、政府は、現在、「天弓」を弾道ミサイル迎撃能力を備えたミサイルに改良する研究を進めています。
また高度15キロ以上の航空機やミサイルを迎撃できる長距離の地対空ミサイルを2020年までに開発して配備する計画で、こうした改善・改良が順調に進めば、韓国型ミサイル防衛は、敵の弾道ミサイルに対して、まず上層部で長距離地対空ミサイルで迎撃し、さらに下層部で中距離地対空ミサイルで迎撃する二層の防衛網を整えることになります。