フィリピンが中国をけん制するために来年、韓国製の軽攻撃機をスービック湾に配備する計画であることがわかりました。
ロイター通信が16日、報じたところによりますと、フィリピンは、中国と領有権をめぐって対立している南シナ海に面しているスービック湾に、来年明けに戦闘機と軍艦を配備する計画だということです。
またフィリピン軍の消息筋が16日、明らかにしたところによりますと、配備される戦闘機は、年末に導入する韓国製の軽攻撃機「FA-50」2機だということです。
スービック湾には、アジア最大のアメリカ海軍基地がありましたが、1992年に基地が撤退したあと、経済特別区域に指定され、2000年以降は、アメリカとフィリピンの合同軍事演習の場所として活用されています。
フィリピンの配備計画について、アメリカの安全保障問題を専門に扱うシンクタンク「新アメリカ安全保障センター」の関係者は、「韓国製の新型軽攻撃機は、数分で南シナ海のスカロボー礁に展開できる」として、フィリピンが中国をけん制するための軍事基地としてスービック湾を活用しようとしているという見方を示しました。
韓国は去年、フィリピンと軽攻撃機「FA-50」2機を輸出する契約を結んでいます。この攻撃機は、最高速度がマッハ1.5で、空対空、空対地ミサイルなど最大で4.5トンのミサイルを搭載できます。