韓国の洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一部長官は、朴槿恵政権が北韓の非核化を南北関係の前提条件として掲げているわけではないとする見解を示し、膠着している南北関係の改善に前向きな姿勢を強調しました。
洪容杓統一部長官は14日、ソウルの外信記者クラブで会見し、「非核化する前でも、統一の基盤を構築するため南北交流と協力を持続していくというのが韓国政府の立場だ」として、朴槿恵政権が北韓の非核化を南北関係の前提条件として掲げているわけではないことを強調しました。
また、2010年の韓国海軍の哨戒艦沈没事件で韓国政府がとっている北韓との交流を禁止する「5.24制裁措置」の解除については、「対話のテーブルで議論すべきだ」として柔軟な姿勢を示しました。
さらに、洪長官は、イランの核合意が北韓に及ぼす影響について、「核兵器で国際社会を脅し、孤立する国は北韓だけになった。北韓にも圧迫効果があるのではないか」と述べました。
一方、複数の北韓の幹部が金正恩第1書記の「恐怖政治」を恐れ、韓国に亡命したとする韓国メディアの報道については「事実ではない」として否定しました。