韓国南西部の光州(クァンジュ)で開かれているユニバーシアード大会10日目の12日、新体操のソン・ヨンジェ選手(21)が個人総合で優勝しました。
ソン・ヨンジェ選手は11日にボールとフープでそれぞれ18点台の高得点をマークしたのに続いて、12日のリボンとこん棒でも見事な演技を披露、合計72.25点を獲得し、韓国勢としては初めてユニバーシアード大会での金メダルを獲得しました。
4つの種目全部で1位となったソン・ヨンジェ選手は、13日に行われる種目別決勝でも優勝が期待されます。
ソン・ヨンジェ選手は、2010年の広州アジア大会で韓国勢としては初めて個人総合で銅メダルを獲得し、2012年のロンドンオリンピックでは個人総合5位になるなど、韓国の新体操に新たな歴史を切り開きました。
一方、テニスの男子シングルスのジョン・ヒョン選手(19)は12日、ロシアのアスラン・カラチェフ選手に2対1で逆転勝ちし、金メダルを手にしました。
ジョン・ヒョン選手は11日、ナム・ジソン選手(22)と男子ダブルスの決勝に進み、銀メダルを獲得しました。