韓国映画「延坪(ヨンピョン)海戦」の観客が、封切りから8日間で200万人を超えました。
映画配給会社によりますと、「延坪海戦」の累積観客数が封切りから8日目の1日午後5時過ぎに、200万人を超えたということです。
ことし封切られた映画のなかで、もっとも早い記録です。
1000万人の観客を集めた映画「光海(クァンヘ)、王になった男」や「国際市場」も、8日間で累積観客数が200万人を超えました。
配給会社は、「1000万人の観客を集めた映画が、ほとんど連休や年末に公開されたのを考えると、『延坪海戦』は異例の興行成績を上げている」と話しています。
「延坪海戦」は、韓国と日本が共同開催したサッカーワールドカップで全国が熱狂に包まれた2002年6月29日、韓半島西の海の延坪(ヨンピョン)島付近で、北韓の艦艇が韓国の艦艇を攻撃して銃撃戦となり、韓国の海軍兵士6人が死亡、18人が負傷した事件をもとに作られた映画です。
韓国の戦争映画としては初めて戦闘シーンを3Dで再現し、足りない制作費を国民からのインターネット募金でまかなったことが話題となりました。