中国が主導する新たな国際金融機関、AIIB=アジアインフラ投資銀行が29日、北京で創立メンバー57か国による設立協定の署名式を行いました。
韓国からは崔炅煥(チェ・ギョンファン)経済副総理兼企画財政部長官が政府代表として署名しました。韓国国会の批准同意を得れば、正式に創立メンバーとなります。
AIIBは、中国の習近平国家主席が2013年10月に設立を提唱した機関で、アジアの国々の大規模なインフラ整備を支援することになります。
AIIBの資本金は1000億ドルで、韓国は創設メンバー57か国のなかで、出資比率3.81%で、中国、インド、ロシア、ドイツに次いで5番目に多くなっています。
これは韓国が加盟した国際金融機関では最も多いもので、今後、主導的な役割を果たしていくことが期待されています。
中国の出資比率は30.34%と最大で、重要案件に対する事実上の拒否権を持つことになります。
AIIBは域内の9か国、域外の3か国の12か国出身の非常駐理事12人で理事会を構成することになっていて、韓国は、理事国になることを目指していく方針です。
AIIBは、来年から本格的な運営に入る見通しで、韓国政府は、AIIB発足により、建設や交通、通信などインフラ分野で韓国企業のビジネスチャンスが広がるとみています。