7月1日から韓国の仁川(インチョン)で開催される卓球のワールドツアーの韓国オープンが、マーズ=中東呼吸器症候群(MERS)の影響で、当初の予定より縮小されて開かれることになりました。
大韓卓球協会によりますと、今回の大会は当初22の国と地域の208人あまりが出場する予定でしたが、マーズの流行で、中国、香港、シンガポール、ロシア、カナダが選手団の派遣を取りやめ、結局13の国と地域の123人だけが出場することになりました。
大韓卓球協会はの関係者は、「大会の取りやめも考えたが、国際卓球連盟との協議の末、参加を希望する国々との信頼関係などを考慮し、開催することにした。
仁川ではマーズの感染者が1人も出ておらず、マーズの感染防止は徹底している」と説明しています。
韓国からは48人が出場し、日本も予定通り、選手団を派遣することにしています。