柳興洙(ユ・フンス)駐日韓国大使は、朴槿恵大統領と安倍首相による初の首脳会談について、「旧日本軍慰安婦問題の解決が実現の前提ではない」とする見解を示しました。
柳興洙駐日韓国大使は、韓日・日韓国交正常化50周年となる22日を前に日本の毎日新聞と行った会見で、「両首脳の間で、ある程度、この問題をめぐる了解を得たうえで、会談を開催することになるだろう」と述べ、
旧日本軍慰安婦問題の解決が実現の前提ではないとする見解を示し、年内の開催に向けて環境整備に努めていることを明らかにしました。
また、柳興洙大使は、「日本の一部で、『日本が過去の過ちについて繰り返し謝罪しているにもかかわらず、韓国が依然として謝罪を要求している』という誤解があるようだ。
韓国政府と国民は、日本に対して謝罪と反省を繰り返し要求しているのではなく、謝罪を覆すことを懸念している」と強調し、安倍政権の歴史修正主義の動きを暗に批判しました。
そのうえで、今後発表される「安倍首相による戦後70年談話の内容が正しい歴史認識を表明する良い機会となることを期待する」と述べました。