韓国とアメリカの間の原子力の平和的利用に向けた枠組みである韓米原子力協定が16日、正式に署名されました。
アメリカを訪れている尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官とアメリカのモニーツエネルギー相は韓国時間の16日、ワシントンで韓米原子力協定に正式に署名しました。
両国はことし4月22日に韓米原子力協定の改正に向けた交渉を妥結し、仮署名していて、正式署名のための双方の国内手続きを進めてきました。
新たな協定は、1973年に発効し、去年3月に期限が切れた既存の協定に代わるもので、核燃料の安定した供給、使用済み核燃料の管理、原発の輸出の3つの重点推進分野と、原子力の研究分野に関する条項が全面的に改正されました。
なかでも、争点となっていた核燃料の韓国国内での再処理や濃縮を明示的に禁じる条項が盛り込まれなかったため、核燃料の自主的な再処理や濃縮の可能性が開かれるようになりました。これまでは、アメリカの事前の同意を得るとした規定のため、事実上禁じられていました。
また41年間だった協定の有効期間も原発環境の急速な変化の可能性を踏まえ20年間に大幅に短縮しました。協定の期限が満了する2年前に一方が延長拒否を通知しない場合は、1回に限って5年間延長できます。
協定は、アメリカ議会の承認手続きを経てことし下半期にも発効する見通しです。