平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックまで残すところ3年となるなか、選手村の公式名称が最終的に決まりました。
江原道(カンウォンド)と平昌冬季オリンピックおよびパラリンピック組織委員会は、大会期間中に使用するオリンピックおよびパラリンピックの選手村の名称を国際オリンピック委員会や国際パラリンピック委員会との協議を経て15日、最終的に決めました。
名称は、スキー競技が行われるエリアは、「平昌オリンピック選手村(Pyeongchang Olympic Village)」、氷上競技が行われるエリアは、「江陵(カンルン)オリンピック選手村(Gangneung Olympic Village)」としました。
パラリンピックの期間中は、平昌パラリンピック選手村(PyeongChang Paralympic Village)となります。
平昌選手村は、龍平(ヨンピョン)リゾートが1100億ウォンを投じて、合わせて600戸を建設する予定で、今月中に設計を終え、7月に着工し、2017年9月に完成することになります。
大会後は、民間に分譲される予定です。
また江陵選手村は、韓国土地住宅公社が2100億ウォンあまりを投じて、合わせて642戸を建設します。
現在設計が終わっていて、今月中に着工し、2017年9月までに完成する予定で、大会後は分譲または賃貸住宅として運営します。
平昌冬季オリンピック組織委員会の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)委員長は、「大会3年前から選手村の公式名称を使用することで、開催都市の平昌、江陵を世界に広く知らせることができる」と期待を示しています。