韓国が日本の水産物の輸入を規制しているのはWTO=世界貿易機関の協定に違反するとして、日本政府が協定にもとづく2国間協議を要請した問題で、両国は今月20日ごろ、スイスのジュネーブで、水産物規制の解除に向けた協議を行う方向で調整を進めていると、日本経済新聞が10日報道しました。
福島第1原発事故を受けて、韓国政府は、2013年9月から福島など8県の水産物の輸入を禁止していますが、日本は、「科学的根拠がない」として、先月21日、WTOへの提訴の前段階となる2国間協議を要請し、韓国政府も応じる意向を伝えました。
WTOの協定にもとづく2国間協議は、日本が要請した日から30日以内に開かれることになっており、60日以内に合意に至らなければ、紛争処理小委員会にゆだねられて強制解決をはかられることになります。