マーズ=中東呼吸器症候群の感染拡大をめぐる政府の対応への批判が強まるなか、朴槿恵(パク・クネ)大統領は5日午後、感染患者の治療に当たっている隔離病院を訪れ、「可能な手段を総動員してマーズの拡散防止に努めている」と述べました。
マーズの感染をめぐる政府の初動対応に問題を指摘する声が高まり、今月2日から4日にかけて行われた世論調査では、大統領の支持率が前の週に比べて6ポイント下落して34%となりました。
こうしたなか朴大統領は、最初の感染者が確認されてから16日目となった5日、初めてソウル中区の国立中央医療院をマスクをせずに視察し、医療スタッフに対して「可能な手段を総動員してマーズの拡散防止に努めている」と述べ、感染拡大を防ぐため政府の対応を強化する方針を強調しました。