マーズ＝中東呼吸器症候群が来月3日に光州（クァンジュ）市で開幕する夏季ユニバーシアード大会に影響を及ぼすことが懸念されています。
台湾メディアの中国時報が5日伝えたところによりますと、台湾の一部の国会議員が4日、台湾政府に対し、韓国でマーズ感染が深刻になった場合、来月光州で行われる夏季ユニバーシアード大会への選手派遣をとりやめることを検討するよう求めたということです。
これに対し、台湾政府は、大会組織委員会の決定に従うとしながらも、疾病管理担当省庁が韓国訪問に対する警戒レベルを「警告」に引き上げれば、派遣を再検討するとしています。
台湾は、光州ユニバーシアード大会に236人の選手団を派遣する計画で、今月27日に先遣隊が韓国入りすることになっています。