日本でも活躍した韓国プロ野球の三星・ライオンズの李承燁（イ・スンヨプ）選手（38）が通算400本のホームランまであと1本となっているなか、三星・ライオンズとロッテ・ジャイアンツの試合が行われる慶尚北道（キョンサンブクド）浦項（ポハン）野球場の外野席が全席売り切れとなったことがわかりました。
三星・ライオンズは2日から4日まで、浦項野球場でロッテ・ジャイアンツと3試合を行います。
この野球場の外野席は1500席ですが、2日の試合の場合、1塁側や3塁側の内野指定席は、沢山余っているのに対して、外野席は、すべて売り切れとなっています。
3日と4日の試合も、外野席がほぼ売り切れとなっています。
これは、通算399本のホームランを達成した李承燁選手の400本目のホームランを捕るためで、外野席は、グラウンドから遠いため、普段は人気がないことを考えると、全席売り切れは異例のことです。
400本目のホームランボールは、経済的価値も高いとみられます。
韓国プロ野球委員会（KBO）は、400本目のホームランボールの見分けが付くように、李選手が打席に立つと、審判や三星の球団関係者だけがわかる印をつけたボールに取り替えると説明しています。