生きた炭疽菌のサンプルがアメリカ軍の研究所から韓国の京畿道(キョンギド)烏山(オサン)にある韓国駐留アメリカ軍の空軍基地に送付された問題で、韓国政府はアメリカ側に軍事目的で韓国に持ち込む物品の情報共有などを求めるもようです。
政府消息筋が1日、明らかにしたところによりますと、韓国駐留アメリカ軍基地に生きた炭疽菌が送付された問題をめぐって、韓国政府は、まず、アメリカ側に軍事目的で韓国に持ち込む物品リストの情報共有や、有事の際に共同調査を行えるようにすることを求め、必要であれば、韓国駐留アメリカ軍に関する地位協定(SOFA)の規定の改正も求める方針だということです。
現行の韓国駐留アメリカ軍に関する地位協定では、アメリカ軍基地に送られた軍事目的の貨物などに対して税関検査を行わないように定めているため、韓国に持ち込まれてもアメリカ側が通知しない限り、韓国政府は、どんな物が持ち込まれたのか知ることができません。
また、アメリカ軍基地内で事故が発生した場合にも、アメリカ軍側が協力しない限り、共同調査を行えず、調査結果を韓国側が一方的に発表することができなくなっています。