韓国駐留アメリカ軍は、京畿道烏山(オサン)の基地で今月21日から炭素菌を使った実験を行っていたことがわかりました。
アメリカ国防総省は今月27日、アメリカ・ユタ州の軍研究所から不注意で生きた炭疽菌のサンプルがアメリカの9つの州の軍関係施設と韓国の烏山基地に送られたと発表しましたが、韓国駐留アメリカ軍の関係者が29日、明らかにしたところによりますと、アメリカ軍は、生物兵器の探知と防御能力の向上に向けて、おととしからソウルの龍山(ヨンサン)と京畿道(キョンキド)の烏山(オサン)、平沢(ピョンテク)の各基地内に研究所や病院などを設け、去年末ごろから炭素菌などに対する実験の準備をしていたということです。
そして1か月前に生きた炭疽菌のサンプルをアメリカの研究所から送ってもらい、今月21日から実験を始めていました。
アメリカ軍関係者は「烏山基地での実験や訓練は今回が初めてで、現在は炭素菌を完全に除去し、関連施設も殺菌処理を終えている」と強調しています。
韓国とアメリカは30日、シンガポールで開かれる両国の国防相会談で、この問題を取り上げることにしています。