兵役忌避で物議を醸し、韓国への入国禁止措置が取られた歌手のユ・スンジュンさんが、13年ぶりに謝罪し、韓国への入国を希望しました。
ユ・スンジュンさんは1990年代後半に数々のヒット曲を出して人気を集めましたが、入隊を控えた2002年にアメリカ国籍を取得し、兵役を忌避し、韓国への入国禁止措置が取られ、その後は中国などで活動していました。
ユ・スンジュンさんは19日、インターネット放送の番組に出演し、当時物議を醸したことについて謝罪し、できることなら今からでも入隊して兵役義務を全うし、韓国国籍を回復したいとしました。
ただ、兵役の義務は38歳までとなっていることから、ことし39歳のユ・スンジュンさんは韓国国籍を回復しても兵役の義務はありません。
兵役の義務が消滅したあとで謝罪し、韓国国籍回復を希望したことになり、今後の動きに関心が寄せられています。